新型コロナウイルス感染症拡大により、昨年はオンラインでの開催となった就職フェアですが、本年は「2021就職フェアin姫路」と題して、オンラインと対面式のダブル開催となりました。
当日は雨の心配もなく、対面式の会場となった姫路キャッスルホテルでは、幼児教育・保育の環境へ就職を希望される学生の皆さまをはじめ、現場復帰を目指す皆さまにもたくさんお越しいただきました。多数のご来場ありがとうございました。
久しぶりの会場開催、新型コロナウイルス感染症対策に配慮しながらの開催となりました。テーブル間隔を広く取ったり、会場を分けたり、色々とご不便をかけしたこともありましたが、皆様のご理解ご協力のもと無事開催できたことに感謝申し上げます。
会場では予想以上の多数の来場者があり、大いに盛り上がりました。久しぶりの対面開催で、来場者、保育関係者ともに真剣な思いを持ってお話されていたように思います。
またフェアでは、西播地区私立幼稚園連合会よりご後援をいただき、兵庫県保育協会西播地区からの参加園も増え、47施設が来場者をお迎えしました。
恒例の壁新聞も健在で、お目当ての園を探すのに好評でした。どの施設も工夫を凝らした内容で、園の様子がよく伝わる見て楽しい新聞です。
各ブースでも新型コロナウイルス感染症対策をしながら、園紹介や説明を行いました。
タブレット端末やノートパソコンで園行事の動画を紹介したり、分かりやすプレゼンテーションがとても増えたと思います。どの園もアピール方法に工夫を凝らしていました。
共催の姫路市からは「保育所・保育士支援センター」のブースを開設頂きました。
センターでは保育士の就職相談や潜在保育士と施設との就業マッチングなどを行っていて、姫路で保育士を志す皆さまへの支援を幅広く行っています。
保育士資格等をお持ちで、保育園、認定こども園への就職を考えておられる方は、是非、保育所・保育士支援センターへご登録いただいて、希望に合う就職先を探されてはいかがでしょうか。
ぜひ、多くの皆さまのご利用をお待ちしております。
新型コロナウイルス感染拡大によって、就職活動はこれまでとは大きく様変わりしました。
昨年は、学校での就職指導も難しく、園への見学もできず、就職活動自体が動きにくい環境にありました。
学生の皆さまも手探りで園へ直接連絡したり、学校の先生方の個別のご指導もあったようで、大変ご苦労されたことと思います。
私たち施設側も求職状況を学生の皆さまに知らせる方法にとても苦労しました。昨年はオンラインでの開催でしたが、その後のつながりがなかなか持てず、マッチングできない状況に歯がゆい思いもしました。
今年はこうやってオンラインと対面会場にて開催でき、コロナ禍において対策を講じながら、なんとか保育を志す皆さまと、受け入れたい施設をつなぐことができたのかなと思います。
しかしながら、これで保育士不足が解消されたわけではなく、これからも働く環境の改善や処遇の改善を通じて、保育士が働きやすい職場環境の維持に努めたいと考えます。
幸いにも、保育士等定着に向けた姫路市からの力強い支援があります。姫路市長はじめ行政からの応援を有効に使い、保育士の定着と資質の向上に向け努力を続けたいと考えます。
就職フェアに参加された皆様は、これから社会人として認められ、一歩を踏み出すことになります。様々な不安や悩みもあるかと思いますが、どうぞ、若者らしい情熱と熱意をもって保育の世界に飛び込んできてください。
私たち施設は、志ある皆さまを歓迎いたします。
姫路の子どもたちの成長を見守り、あふれる喜びを共有できる日が来ることを心待ちにしております。そして、よりよい教育・保育を学び、実践し、さらなる飛躍をし、ご活躍いただくことを心から願っております。
フェア当日、久しぶりの開催もあって、姫路の保育現場の視察のために衆議院議員 松本剛明 先生がお越しくださいました。
保育協会では松本先生のご紹介で勉強会などを開催しています。地元姫路の子どもたちに優しく目を向け、国の未来を担う宝である子どもたちへ安心できる社会を手渡せるようにご指導を頂いております。
後援の西播地区私立幼稚園連合会からも多数のご参加を頂きました。これからも共に姫路、西播地区の保育・教育を盛り上げ、姫路市の掲げる「もっともっと子育てしやすい町、姫路」を目指し努力を重ねていきたいと考えます。